香港を訪れるなら、地元の人々が日常的に食べている本格的なローカルフードを体験してみたいもの。そんなときにおすすめなのが、二品のおかずご飯、広東語で 兩餸飯 と呼ばれる料理です。手頃な価格でボリューム満点、家庭的な味が楽しめるので、地元の人のように食事をしたい旅行者にぴったりです。
二品のおかずご飯とは?
その名の通り、白いご飯に好きなおかずを二品選んで添えるスタイルの食事です。店頭にはトレイに並べられたおかずがあり、指差しで選ぶだけ。炒め野菜、煮込み肉、蒸し魚、カレー風味の鶏肉など、バラエティ豊かな料理が揃っています。
- 平均価格:HK$30〜HK$45
- テイクアウトまたは店内飲食が可能
- 気取らないカジュアルな食堂で提供
観光客におすすめの理由
- ローカル体験:会社員や学生、地元の常連客と一緒に食事ができる
- お財布に優しい:レストランよりもずっと安くて満足感のある食事
- 選べる楽しさ:毎日手作りされた豊富なおかずから自由に選べる
- スピーディー:観光の合間にサッと食べられる
どこで食べられる?
香港のほぼすべてのエリアで二品のおかずご飯の店を見つけることができます:
- 香港島:中環、湾仔、北角
- 九龍:旺角、深水埗、観塘
- 新界:荃湾、沙田、屯門、元朗
店頭におかずのトレイが並び、昼時には地元の人々で賑わっている小さな食堂を探してみましょう。
観光客へのアドバイス
- 新鮮なおかずが揃う昼時に行くのがおすすめ。ただし12〜13時の混雑時間は避けると快適
- 肉料理と野菜料理を1品ずつ選ぶとバランスの良い食事に
- 名前がわからなくても遠慮せず、指差しで注文してOK
- 現金を用意しておくと安心。カードが使えない店もある
香港の日常の味
二品のおかずご飯は決して豪華ではありませんが、それが魅力でもあります。地元の人々が毎日食べる家庭的な料理を通して、香港の暮らしを垣間見ることができます。旅行者にとっては、香港文化とつながる美味しくて手頃な方法です。
次回香港を訪れたら、観光地ではなく、ぜひ二品のおかずご飯の店に足を運んでみてください。満腹とともに、香港の本当の味を持ち帰ることができるでしょう。
